2020年07月01日
在宅とオフィスどちらが集中できる?
ブログ 疲れをとる 職場ストレス

オフィスと自宅のどちらの方が集中できますか??
テレワークと出社の両方の選択肢ができたことで一体どちらの方が生産性が高いのか議論されることも増えてきました。
この記事ではどちらが集中できる環境なのか、研究を参考にしながら答えていきたいと思います。
集中を妨げる原因への対策もご紹介していますのでぜひ最後までご覧ください。
この記事を書いたのは、長野憲次
転職歴27回の元プロボクサー。現在は転職支援、副業支援、健康経営など働く人のサポートをする美プログラムの代表をしています。
目次
仕事ストレス【在宅とオフィスどちらが集中できる?】
■オフィスで集中を妨げる4つの原因
■自宅で集中を妨げる4つの原因
■オフィスでできる集中対策
■自宅でできる集中対策
オフィスで集中を妨げる原因
まずオフィスの集中を妨げる原因を考えていきたいと思います。
順番に見ていきましょう。

・人から話しかけられる
株式会社JINSさんが集中に関しての面白い研究をされてるのでご紹介します。
株式会社JINSの新しいプロジェクトとしてスタートした「Think Lab(シンク・ラボ)」で行っているのは「集中力」と「働く環境」の研究。
この研究でわかったことは「オフィスが集中できない場所」だというショッキングな事実でした。
集中力を研究してみてわかったことは、多くのオフィスが「集中できない場所」だということでした。
その原因は、前述した職場環境だけでなく、オフィスでのコミュニケーションの多さにありです。
例えば「ちょっといいですか?」と話しかけられる、メールや通知が届く、会議やミーティングが多い…ホワイトワーカーの働き方は、こうした数々のイベントが断続的に発生し、これらのコミュニケーションが集中力を途切れさせる原因になっています。
われわれの研究でわかったことは、人が集中するために必要な時間が約23分で、コミュニケーションを取る頻度が約11分に1回。これでは集中力が続きませんよね。
たまにいますよね空気読めない人。。。
こちらがあえて忙しいオーラ出してるのにそれでも喋りかけてくる人。。。
特にクリエイティブな仕事をしている場合は生産性を落としてしまう大きな要因になりそうです。
・無駄に多い会議
これはコロナがきっかけで見直した企業が多いんじゃないでしょうか。
・室温など自分でコントロールできない
暑がりさんもいれば寒がりさんもいるからコントロールが難しいですよね。
・苦手な人がいる
苦手な人がいるだけで集中力が低下するという研究もあります。
人間関係についてはこちらの記事を参考にしてください。職場の人間関係でやってはいけない6つのこと
オフィスでの集中を妨げる要因を見ていきましたが、いかがでしょうか。
まだ他にもあるかもしれませんが、次は自宅で集中を妨げる要因を見ていきましょう。
在宅で集中を妨げられる原因
自宅にも様々な誘惑がありそうです。順番に見ていきましょう。

・スマホも誘惑になっている
スマホは僕たちの集中力を奪ってしまいます。
電話、メールやLINE、ネットサーフィンなどに無意識の内に気を取られがちです。さらにスマホが目につく場所に置いてあるだけで集中力が低下すると言われています。
・お菓子など嗜好品やその他テレビや雑誌、漫画、ゲームなどの誘惑。
家にいるとついついお菓子を食べてしまうという経験をされた方も多いと思います。好きな映画を見ることだってできるし、YouTubeも見れます。
家には誘惑がいっぱいですね。。。
・家族の存在
自粛期間中、パートナーの存在にイライラして集中できなかったという声も聞きました。存在がイライラするってパートナーに言われたら切ないな。。。僕だったら心折れます。
また、手のかかる小さなお子さんがいらっしゃる場合、子供を見ながら仕事をするのは相当困難だと思います。
・時間の制約がない
家で作業するとなると特に時間がきっちり決まってるわけではないと思います。
これはメリットにも感じるのですが、制約がないせいで逆にダラダラしてしまう現象が起きるのです。
この時間からこの時間まではこの作業という風に決めて、自ら制限をかけると集中が低下しにくくなります。
対策をして集中できる環境にしよう
オフィスの場合

脳科学の観点で言うと、室温をこまめに変えると途切れた集中力が戻るようです。
つまり一定の温度で過ごす方が集中が切れやすいということです。
エアコンをこまめに調整したり、真夏や真冬でなければ1〜2時間に1回くらいは窓をあけて空気の入れ替えをするのもオススメです。
これを取り入れると、寒がりさん暑がりさんどちらかだけが我慢することが、減るんじゃないでしょうか?
自宅の場合
特に脳が疲れていると自己抑制が効かなくなり、そんなにお腹が空いてるわけでもないのに食べてしまうという行為につながってしまいます。