2020年06月18日
感情に任せた転職は危険!? 転職前に考えるべきこと
ブログ

近年ではコロナウイルスの影響による失業率が2.4%、166万人(2020/3現在)にものぼるという。次の仕事を探すために転職活動をする人、現状の仕事にストレスを感じ、転職を考える人。
近年では「転職」自体が珍しいものではなくなってきました。
「上司がイヤだ…、残業が多くて毎日つらい…、会社が倒産した…」など転職を考える理由は人によって様々だとは思います。
実は僕も転職組ですが、様々な理由から27回もの転職を経験しています。
そんな僕から皆さんにお伝えしたいのは、「転職を人生のプラスになる経験として捉えること」ということです。
本文では、
・転職する際に意識しないといけないこと
・転職までの手順
をお伝えしていきます。
最後まで読んでいただくと、転職を人生のプラスにするための考え方を知ることができます。
■目次
転職する前に意識しないといけないこと
自分を分析すると視野が広がる
スムーズな転職の流れ
自己分析をする
転職をする目的を考える
自分の経験の棚卸しをする
人生をサポートしてくれるオススメサービス
自分の軸に合った会社を想定、応募する
面接で必ず聞かれること
まとめ

転職する際に意識しないといけないこと
ここでは実体験も踏まえながらお話できればと思います。冒頭でもお伝えしましたが、僕は27回転職を経験しています。なぜそこまで回数を重ねてしまったのか。
原因は当時の自分の「考え方」によるものでした。
仕事をやめる際、考えていたのは「仕事内容が自分には合わない」「社内での人間関係がうまくいかない」など、よく聞く内容ではあると思います。
ただ今振り返って大きく後悔していることが、不平不満ばかりで現状を変えるための努力を何一つしなかったということ。
うまくいかないのが他者のせいだと決めつけ、自身が変わろうとしなかったことです。だから27回もの転職を繰り返してしまった、と分析しています。
それに気付くことができたキッカケは「転職をきっかけに自身をきちんと分析する機会を設けたから」です。
自分を分析すると視野が広がる
「なぜ仕事内容が合わないと思ったのか」
「なぜ社内の人間関係がうまくいっていないと思ったのか」など、原因をしっかり分析しました。
また、次の転職活動への自己分析も同時に行えるので、何が得意で何が苦手なのか、また、今後はどんなことしたいのかなどのビジョンも見えてくるようになりました。
現在は「美プログラム」という事業を立ち上げ、皆さまの心身の健康のためにできることは何か、を考えながら日々奮闘しています。
今の僕があるのは、「転職」を「自分を分析するいい機会だ」と言う思考に転換し、自分の本当に叶えたいことはなにか考え、意識できたからです。
とはいえ、
「現在の仕事・職場でのストレスが積載している、不満があるから現状を冷静に分析できない!」と考えられる方もいらっしゃると思います。
僕も同じ経験をしているから痛いほどわかります。
ただ、あなたの人生は一度きりです。
過去を振り返った際、「あの時自分を見つめなおしたから今がある」と、笑って誇らしげにお酒の場で話したくないですか?
いい人生を送れるようにできることから行動してみましょう。
次からはスムーズに転職するための手順をお伝えします。
スムーズな転職の流れ
1)自己分析を行う
一概に「自己分析」と書きましたが、実際どんなことをするのか?いまいちわからない方も多いと思います。実際に僕もそうでした。なのでまずは焦らずになにからすべきなのかを見ていきましょう。
・転職をする目的(次の会社で叶えたいこと)を考える
まずは転職をする目的を考えましょう。転職をすることで解決することでないと、また次の会社でも同じことを繰り返し、転職した意味を成しません。
例)残業が多く、あまりプライベートが確保できなかった。
⇒次はプライベートを充実させたい。(転職の目的)
⇒繁忙期以外は定時で終わり、仕事終わりに遊びにいけるようになりたい!(叶えたいこと)…など
これを行うことで「どうして自分は転職を考えるようになったのか」「次の転職先ではどんなことを実現させたいのか」が見えてくると思います。
まずは「目的」をはっきりさせることがスタートラインと言えるでしょう。
また、浮かんできた目的を最終的に「Must(なくてはならない条件」「Want(あればいいと思う条件)」にわけます。
自分の考えを明確にするためにも役立ちますよ。
・自分の経験の棚卸をする
転職で必要となってくるのが、いわずもがな「面接」です。面接官はあなたが今までどんな経験をし、どんなことを学び、また、ウチの会社にどう貢献してくれるのか、を知りたいのです。
面接官にきちんと自身の強み・弱み、スキルなどを伝えられるように棚卸しておく必要があります。また、棚卸を行うことで、先ほど上記でも述べた「目的」の部分の実現したいこと=転職活動の軸が形成されていきます。
自身がアピールできるポイントを探し出す作業なので、難しいと感じる方もいるでしょう。その場合は周りの人に話を聞いてもらうのも有効的な手段です。
株式会社リデラさんが提供されているパーソナルクライムというサービスは、専門のトレーナーがあなたの自己分析や必要な能力を向上させるための方法を一緒に考えてくれます。(エージェント会社ではありません)
転職というイベントがあなたの人生にとって、大切だと感じられる方は受けて損はないと思います。(当時このサービスがあれば自分は確実に受けていたのにな。。。)
一応リンク貼っておきますね。少しでも気になる方は無料カウンセリングだけでも受けてみたら?
転職で失敗したくないあなたのために

2) 軸に沿った会社を選定・応募する
・1)でお話した、自分の軸に従って実際に会社を選定していきましょう。ただ、ここで気を付けて欲しいのは、むやみやたらに条件を絞りすぎないこと。
MustとWantにわけろ、とお話はしましたが、希望を100%叶えられる会社なんて自分で起業しない限り存在しません。はじめはMust・Want条件の両方で絞って見て頂いても構いません。
徐々に条件を緩和していき、少しでも興味があったり経験を生かせると思えばどんどんエントリーしていくことが大事です。企業側もいい人材をいち早く獲得したいと思って求人を掲げているので、迷っているとすぐになくなっていくことは頭に入れておきましょう。
3) 面接で必ず聞かれる質問
応募するとまずは書類選考に入ることが多いです。書類選考を通過するといざ面接!その場で頭真っ白…なんてならないためにもしっかり準備を行っておきましょう。
〇自己紹介・自己PR
〇志望動機(活かせるスキル・強みを生かして伝える)
〇退職理由
〇逆質問
これらは必ずと言っていいほど質問されます。最低でも上記の質問には答えられるようにしておきましょう。
4) 内定を獲得する
現在では数社から内定をもらいその中から選ぶのが無難ですが、自分が「ここに行きたい!」という強い意志があるのであれば、内定を獲得した会社に決めるのもいいと思います。
ただ、転職する目的に沿っているか最終確認をしておく必要はあるでしょう。
無事内定も受諾したのであれば、次の会社に必要な知識や備品などの準備をしておきます。もしなにが必要かわからない場合は、窓口の方に質問しておくことが大切です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
「転職」は人生におけるひとつの大きな分岐点となるイベントです。仕事選びを失敗した、今がつらい、と考えているだけでも現状は変わらず、つらいことしか残りません。
一度きりの人生なので、楽しまないと損です。なにも全面的に転職を勧めているわけではありませんが、ただ、現状の自身を振り返って、人生において前向きに考えてほしいと思っています。
転職をするにしても、ひとつの経験!だとプラスに考えて、次へ踏み出してみましょう。
皆さまの転職活動がうまくいくように願っております。

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